テキトー簡単お魚メニュー アカイサキの薄造り
●アカイサキを初めて釣り上げた時、そのハデハデな色に「食べれるのかな…」と思いました。派手な色合いはオスの方で、顔に黄色の隈取(?)のような模様がある薄いオレンジ色系の魚体です。メスの方は控えめで、顔のハデな模様はなく、全体に赤っぽい。このアカイサキ、イサキとは言っても本家イサキとは別物でハタの仲間のようです。根魚狙いで釣れます。引き味はけっこう楽しいのですが、正直、美味しさは…です。味が淡白でちょっと固く、身剥がれが悪い。とはいえ、美味しくいただく方法はあります。

●このアカイサキ、釣ってきた当日より翌日以降に食してください。人によっては4日くらい熟成させるそうですが、私はそこまではやりません。一日おけばまあまあの柔らかい身になります。オススメは薄造りです。少々堅い身が適度なコリコリとした食感を楽しませてくれます。皮が気にならない人は松皮造りで。皮の下に旨みがありますから、できればこれをいただきましょう。

●ちなみに、塩焼き、煮つけでもいただけますが、先に書きました通り、少々身剥がれの悪い魚です。焼くなら二日くらい置いてください。当日の塩焼きはオススメしません。固くなってしまいます。身のしっかりとした魚ですから、薄造りでカルパッチョにしても美味しいようです。これは人から聞いた話。どちらかといえば洋風の味付けの方が似合うかも、です。シャブシャブにして食べる人もいるようです。
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