テキトー簡単お魚メニュー ショウサイフグの一夜干し
●ショウサイフグは船宿で捌いてくれますし、保存に関しても「棒身」を冷凍保存すればいつでも美味しい鍋が楽しめます。大原の規定数は80匹までですが、釣れすぎても保存で頭を悩ます必要はありません。で、ショウサイフグの一夜干しですが、これは保存というより、美味しい一品という事で作ります。刺身や鍋もいいのですが、ひと手間加えることでフグの旨みに香ばしさが加わります。

●棒身を開いて骨を取ります。基本的な作り方は、「塩水付け」ですが、注意点がひとつ。あまり「漬け込みすぎない」事です。フグは身が柔らかいので、漬け込みすぎると食感を損なってしまいます。漬け込むのは10%くらいの塩水に好みでお酒を加え、30分程度。

●一夜干しですから一晩干します。と言いたいところですが、「一夜干し」というのはその程度でできます、ってな意味で、なにも夜干さなければいけない訳ではありません。日が直接当たらないところで昼間に干しても問題は全然ありません。干す時間は3時間程度です。表面が乾いてきたら出来上がり。後は炙って、フグの香ばしい美味しさを楽しんでください。そのまま食べても美味しいですが、好みでお醤油、マヨネーズなんかも合います。

●前述した通り、私はこの「フグの一夜干し」を保存のために作るわけではありません。他の干物と違って、これを冷凍すると食感が落ちるように思います。即、いただきましょう。フグの身のホクホク感と香ばしさにお酒が進みます。冷凍保存した棒身は、鍋や唐揚げで楽しみましょう。
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