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テキトー簡単お魚料理タイトル

テキトー簡単お魚メニュー イサキの白子炙り&真子煮



私は通っている漁港の禁漁期、イサキはやりません。大原のイサキ釣りは4月頃から8月頃までの釣りものとなります。南房総の方では秋冬の時期も狙えますが、こちらは「寒イサキ」。脂がのって美味いと言いますが、大原では「梅雨イサキ」。私にとってイサキとは、この梅雨時期のイサキ。寒イサキとの違いは「白子」を持っていることです。この白子を狙ってイサキ釣りに通います。もちろん、イサキはどうやって食べても美味い魚なのですが、それはそれとして、この白子、「魔味」と呼ばれます。それほどに美味いのです。フグの白子もマダラの白子、マゴチの白子も美味いのですが、このイサキの白子には及びません(と、私は思っています)。
イサキ
梅雨真っ只中、白子がパンパンのイサキは、腹を強く持ってしまうと中の白子が漏れて出てきます。そんなやつを釣り上げると、涎が出てきます。イサキの腹から白子を取り出して、水で流してヌメリを取り、ペーパータオルなどで水気を取って、金串に刺して直火で炙ります。あまり火に近づけすぎると焦げます。あくまでも「焼く」のではなく「炙る」のですから、加減が少々難しいかと思います。焼きすぎて「焼き白子」にすると、白子のトロリとした中身が台無しになります。コツは、中身があったまる程度に、表面がプクプクとしてくる程度に炙る事。何度かは失敗しても気にせず、自分なりの加減を掴みましょう。
イサキ 白子炙り
ハイ、これで白子の炙り焼きができました。わさび醤油でも、ポン酢でも、お好みで頂いてください。白子が小さい場合、串での炙りはちょっとやり難いので、そんな時はアルミホイルに包んで小さいのをまとめて焼いても美味しいです。アルミホイルに多少は焦げ付きますけど。まさに「魔味」を堪能できます。が、クジではありませんが、イサキの腹の中には白子だけが入っている訳ではありません。当然、子孫繁栄のために「真子」も入っています。これはこれでお手軽に酒の肴に楽しめます。真子の煮つけです。取り出した真子を水もしくは塩水で洗ってヌメリを取り、好みでショウガを加える等して、煮つけます。この辺りの味付けは、好みでしょう。
真子煮
正直言って、真子が入っているとちょっとガッカリなんですが(真子、ゴメン)、この煮つけも手軽で美味しい一品です。私の経験として、真子の確率の方が高い。時には比率で行くと「白子率20%」の時もありました。イサキのメスにモテてもうれしくは無いのですが、この時期、産卵前はメスの方の喰いがたつのだと思います。オスをかき分けてメスが荒食いをする。そんな感じでしょうか。私はイサキ大漁の時ご近所にお裾分けする場合、「食べやすように」との建前で、腹を開いて確認し、白子はキープします。セコイ?

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