テキトー簡単お魚メニュー マゴチの刺身
●マゴチは活かして持ち帰ることができれば「アライ」が楽しめます。これは、活け〆してすぐに捌き、身を削ぐように薄く切って氷水に入れれば、マゴチ独特の透明な身がハゼるように締まり、「アライ」が楽しめます。しかし、釣り場が近ければいいのですが、マゴチを活かしたまま持ち帰るのはなかなか難しい。野〆して、いったん硬直したマゴチでは残念ながら、アライは楽しめません。

●釣り場が家のすぐ近くなら船から降りて〆ても間に合います(1時間くらい)が、死後硬直して一度固くなると身が白濁し、もう「アライ」にはできません。しかし、マゴチは刺身でも十分美味しい魚です。美味しく食べる秘訣は「次の日に食べる事」。サクを取ったら、冷蔵庫の中で一日寝かせてください。

●マゴチを刺身で食すと、一日目と二日目では「これが同じ魚か」と思うくらい二日目の方が美味しくなります。お試しください。一日目のマゴチの身には「旨味」が無い…。「アライ」という料理は食感を楽しむものなんでしょうね。
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★魚の捌き方・下処理 「オニカサゴの毒針処理」
★テキトーコラム 「魚が釣れ過ぎた時の保存方法等」
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★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ササノハベラ」
★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ネンブツダイ」
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