テキトー簡単お魚メニュー マルイカ・アカイカの刺身
●本サイトのコンセプトは私が釣ってきた魚を、「如何に手軽に簡単に美味しくいただくか」ですが、キンメダイ同様「ルール違反」をやります。だって、仕掛けもタックルも用意は万全なのに、肝心の某大原沖にアカイカが入ってこないんですから。よく、季節的にアカイカはイサキとのリレー釣りなどになる事がありますけど、せっかくアカイカのタックルを用意して行っても、船長が「アカイカ、回ってこないから、今日はイサキ一本でいきましょう」って感じで、もう何回空振りしたか(泳ぐのが速く、群を捕まえるのが難しい。あと、群の現れる場所が気まぐれ…)。外房特別仕様のアカイカ仕掛け(スッテ)はもう随分と長い間、海水にも浸からないで、埃を被っています…。
●で、ここに書こうと思ったのは、以前、キンメ同様に「釣り仲間から頂いたものを捌いて食べた事はある」からです。それからそのアカイカの子供であるマルイカは、イカダイ(イカの活餌でマダイを狙う釣り)で船長が用意してくれたマルイカの残りと、いったんマダイと戦う予定で海に送り込まれ、そのまま無事で帰ってきた不届きなマルイカを持ち帰り、食したことがあります。これって、仕掛けの先について海から上がってきたから、認定「釣った」ということで…。ダメ…? とにかく、メニューに追加。強引…。

●ちなみに親の方であるアカイカは「ケンサキイカ」で、地方によってはシロイカとかマイカとか呼ばれています。確か茨城辺りでアカイカというとソデイカ、タルイカなどを指したかと記憶しています。マルイカは「ケンサキイカ」の子供。要するに小型のアカイカです。シーズンは3月以降で、まず深場でのマルイカ釣りが始まり、段々と気温が上がるにつれて浅場となり、夏にはアカイカ釣りです。このイカ、アオリイカと同じで「魚か!」と思う程に引くそうです(知人談)。私はまだそれを味わっていません…。が、食べた訳ですからとりあえずは、それで良しとしましょう!(いつかは、釣る!)。で、マルイカ・アカイカの美味しさを簡単に味わう料理ですが、これはもう、刺身しかありませーん!!! 私、アオリイカが一番美味いと思っていたのですが、このマルイカ・アカイカの「甘い」身には驚きました。美味ぁぁぁぁーい! このアカイカはヤリイカ亜目で殆どヤリイカに近い仲間です。捌き方はツツイカ目ですから「アオリイカの捌き方」をご参考に。ヤリイカと同じです。もうとにかく、このイカは刺身ですよ、刺身!

●マルイカは桶の中で、泳いでいるのを見ているだけで、もう涎が出そうです。これは小型ですから、大漁の時は煮付けても、美味しいです。煮ても身が固くならないので、ホント、口当たりが最高です。マルイカ釣りで、もう殆どアカイカサイズ(別名ベンケイ)のものが来ることもあるようですけど、これは当然、まずは刺身! しかし、煮ても焼いても天ぷらにしても美味しい! 日本人は世界に冠たる「イカ好き」といいますが、それも周りを海に囲まれた自然に恵まれているからでしょう。こんな美味しいものが泳いでいるのですから。アカイカなら5匹も釣れれば、フルコースで楽しめますね。とにかく、刺身は絶対に外せません。どんなに小さなマルイカであろうとも。
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★テキトーコラム 「魚が釣れ過ぎた時の保存方法等」
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★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ササノハベラ」
★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ネンブツダイ」
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