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テキトー簡単お魚料理タイトル

テキトー簡単お魚メニュー メダイのカブト酒蒸し



メダイはその暴力的な引きに似合わず、カワイイ顔をしています。目が真ん丸で大きいからでしょう。この目が日の射さない海の中深場で餌を捕獲するのに役立つのでしょうが、釣り師から見たら美味しそうに見えます。メダイは上品な白身を持つ魚ですので、刺身、西京漬けで楽しめますが、このマンマルオメメの頭もまた楽しめるのです。
メダイ
頭を落とす時、胸びれの後ろの辺りの、カマの部分も一緒に落とします。ここがまた、美味しいのです。カマ付の頭を落としたら二つに割ります。マダイなどもそうですが、この頭を割る時はどうしても安定感が悪くなりますので、慎重に、頭の顎の後ろからに包丁を入れて、少し「キッカケの切れ目」を付け、頭の上側を俎板に乗せて、安定させて切ってください。くれぐれも慎重に。間違っても「真っ向う唐竹割り」のようにエイヤッと勇ましくいかないように(まあ、それで真っ二つになったら、名人ですが)。シンメトリー(左右対称)にきれいに切れるのはプロの腕と包丁あっての技術です。多少いびつでも二つに割れればOK。二つに割れたら、塩水で洗ってヌメリや血を良く落としてください。で、蒸し器に入る大きさで、少し深めの器に盛ります。この時、風味付けのために昆布を敷いたり振り塩を少々する人もいますが、これはお好みで。私はやりません。
蒸し器
蒸し器の中に器に盛ったメダイのカブトを入れたら、目安としてお酒100cc程度を器のメダイにまんべんなく振りかけます。そして蒸し器で10分以上15分程度蒸します。もっと蒸す人もいますが、私はこの程度でやります。あくまで念のためですが、当然ながら、蒸し器には水を入れておくように。空焚きになります。水を入れて蒸気にしておかないと蒸し器になりません。そんな失敗はしないとお思いでしょう。私はやりました…。
メダイ カブト 酒蒸し
ハイ、以上でメダイの「カブト酒蒸し」の出来上がりです。メダイの身から出る汁とお酒の風味が混じり合って、なんとも品のよい一品となります。薬味として晒しネギ(白髪ネギ。ネギの白い部分を細く切って水に晒したもの)を加え、ポン酢でいただきましょう。目の奥がトロリとしてゼラチンの塊です。マダイのオメメも美味しいですが、それよりもちょっと淡白な美味しさです。一つしか作れなくて4人で食べる時はジャンケンでもして、目を食する人を決めましょう。決して奪い合いはしないように。

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