テキトー主義宣言!


●狙っている釣りものと違う魚が来るとそれを「外道(げどう)」と呼びますが、これは私も習慣的に使います。しかし、本来的な意味ではとんでもない言葉です。ただ、もうあまりに定着していますし、他の言葉に置き換わることもないでしょう。能書きですが、私は「釣りは五目が原点であり、釣れた魚は全てありがたい海の獲物(=食べ物)」と考えています。外道などという魚はいません。「それをできるだけ手軽に、できるだけ美味しく、不要に手をかけすぎることなく日常的な料理の手法で楽しむ」。それがテキトー簡単の考え方です。
●食べるだけなら料亭でゴージャスな料理に舌鼓を打つも良し、ですが、自分が海の中から釣り上げた魚を自分で料理して食べる。これが釣りの完結型、太公望の醍醐味であると思います。魚に美味い不味いがあるのは人の好みによるもので、多くの魚たちは海が作った「旨みの作品」ではないでしょうか。粗末にしてよい魚などありません(怖い魚はいますけど)。
●某船宿の女将さんが言った「釣りをしてるのに、意外と魚の美味しい食べ方を知らない人って多いんだよね」という言葉は経験上、まさにその通りだと思います。食の伴わない釣りは楽しさ半減です。その「食」をもっと身近に、手軽に、が本ページの「テキトー簡単」であり、テキトー主義です。「一生幸せになりたければ釣りを覚えなさい」とは、誰が言った言葉か忘れましたが、子供のころから続けてきた釣り。まだまだ続きます。以上、能書き、ご容赦。
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★魚の捌き方・下処理 「オニカサゴの毒針処理」
★テキトーコラム 「魚が釣れ過ぎた時の保存方法等」
★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ウミタナゴ」
★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ササノハベラ」
★食べない魚はリリース 「食べられますけど… ネンブツダイ」
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