テキトー簡単お魚料理 タイトル

食べられますけど… ウツボ


瀬戸内海沿岸で育った私ですが、ウツボはそれほど身近な魚ではありませんでした。ただ、関東に来て遊びで素潜りを楽しんでいると、必ず注意されるのがこのウツボ。岩場でトコブシやあわよくばアワビ(密漁ですな…)などを獲ろうとするとこのウツボに気を付けなければなりません。岩場の隙間に手を入れるのはけっこう度胸が要ります。ただ、人に教えてもらったのですが、ウツボは自分の縄張りに入ってきたものに攻撃するとか。その範囲は1m程度。
ウツボ
ですから、ちょっと長い棒を持って潜り、岩の隙間にそれを突っ込んで、無反応ならOK。幸い、海の中でこのウツボに出会ったことはありませんでしたが。岩場でタコを捕まえると足が数本無い事がありますけど、これは俗に言う「タコ足喰い」というより、ウツボにやられたのではと思います。タコはウツボの好物らしいですから。

私自身はこのウツボを食べられる魚だと思っていませんでした。食べられると知ったのは、どこで見たのか忘れたのですが、このウツボの干物を見てからです。食べた事はありませんが、確か、房総半島の館山あたりか、伊豆半島であったような…。どうもこのウツボ、調べてみると太平洋側の黒潮に突き出したところでは食する文化があるようです。高知や紀伊半島でもウツボを食する習慣があるようです。

瀬戸内海では見た事ありませんね、ウツボ食べるのって。カワハギや根魚の外道で来ます。が、それほど大型のものは来ません。しかし小型とはいえ、やはりあの獰猛な口は怖い。私はリリースします。持ち帰る釣り人もたまに見かけますが。話に聞くと、干物とか、美味しいらしいですよ。タコ喰ってる訳ですから美味いでしょうね。あのお姿が平気な方はぜひチャレンジを。

【追記】
年末に新聞を読んでいたら、何やら興味をそそるような画像が…。ハイ、それは下の画像です。「ウツボの開き干し」。出典は2018.12.26の朝日新聞です。

館山市でウツボを背開きにして、天日干ししている光景です。地元では「冬の風物詩」だそうで。けっこうでかいウツボですね。これくらいの大きさのやつに食いつかれたら、指くらい簡単に持っていかれるかも…。こうした長細い体を持っている奴の「巻きつく・締め付ける」力というのはかなり強いです。アナゴなども、針外しに手間取って腕に巻きつかれると、引っぺがすのにけっこう力が要ります。こんな腕くらいの太さのウツボに巻きつかれたら…。

で、先の記事中でウツボを食する文化は太平洋側にあると書きましたが、やはり館山市にはあるようですね。ちなみに、現地ではこれを「ナマダ」と呼んでいるそうです。「ナマダの開き干し」と聞くと、何やら美味しそうな感じ…。

捕獲用のカゴにイワシを入れて海底に沈めておくと、ナマダが獲れるとか。頭を取って背開きにして塩水に1時間ほど漬けて天日干しにするそうですから、まあ、通常の干物作りと同じですね。ウツボはタコやイセエビ、アワビなどを食い荒らす「海のギャング」ですが、捕まって観念して、こうやって干されてしまえばその身が美味しいのは当然でしょう。喰っているものがグルメですから。炙って食べると酒の肴に最高だそうです。コラーゲンが豊富で、女性にも人気があるとか…。

しかし、釣りで釣っちゃっても、プロの漁師ほど見事には捌けないと思いますから、やっぱり釣れてもリリースするのが無難でしょうね。あの獰猛なお姿を見たら、食べようなんて思えないですから…。

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